100乗のひろがり

平成25年11月からはじまった地域スモールビジネス研究会。なにやらお金のにおいがしそうなタイトルをつけたわりに、お金のにおいがまったくしない、人によっては肩透かし、人によっては思わず膝をうち、人によっては目からうろこ、人によってはモヤモヤする、という場である。

最近ではつくラッセルを会場として、毎回10名から30名くらいが毎月1回あつまっている。司会はくじ引きでもちまわり、書記はそれぞれが心に残ったことを付箋にかいてB紙にはって残す。昨日は名古屋大学の高野先生がラオス出張から帰ってきたので、ラオスの現地の様子をプレゼンしてもらった。普段は、それぞれの近況を共有して昼飯を食べる。ただそれだけの会だ。

ただ、近況を話し、聞く。

それだけで、ほぼ毎月1回、4年間続いている。

それも平日の昼間に山の中で。

子育て中のお母さんの参加も多い、ときには女性ばかりのときもある。新しい人ばかりのときもあるし、いつものメンバーで10人くらいというときもある。

ここに集う理由は、それぞれだけれども、「はたらく」ということにどう向き合っていくのかが一つ共通点としてあって、「はたらく」ことだけでは考えられずに、「暮らす」こと、「生きる」ことがあるよね、ということがなんとなく共有されている。

そもそもそれらは折り合いをつけることなのか、お金が先なのか、お金があとなのか、急ぐものなのか、ゆっくりやることなのか、まちならいいのか、田舎ならいいのか、パターン化できないかと思ったりしたけども、千差万別、100人いれば100パターン、なあんだ、数式も、答えもどこにもない。だからこそ、100人いれば100人の100乗分の広がりがある。

近況を語り合う。これでいい。おいしいご飯があるとなおいい(笑)100乗分の広がりをうみだすには、お互いを知りあうこと。この場からうみだされなくても、どこかで、そのときがきたときに、それぞれの人生として広がりをみせる。

ここに、普段つどえる場所と、使える道具、活かせるつながりをもったつくラッセルという空間をあわせていきたい。なにかをはじめるとき、もう一歩前に進みやすくなるかもしれない。なにかにつまずいたとき、やさしい気持ちで立ち止まれるかもしれない。

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