つくラッセルノートを書きだしたのは、アウトプットして自分を整理するためと、関わるみなさんと「空間を重ねる」ためだったりする。
旭に移住して「空間を重ねる」コミュニケーションのありようを感じ、自らもその場のひとりとしてふるまうことに心休まる気持ちになる。神社でおこなわれる神事、盆踊り、草刈共同作業、消防団、その他いろいろ。それぞれ違う営みだけども、地域の人たちが共に同じ動きをしながら同じ時間を過ごす。あわせて自然を感じたり、先人に想いを馳せることもある。
「忖度」なんて言葉が流行る時代なので、一歩間違うと、同調圧力として強い嫌悪感を感じる人がいるかもしれない。田舎の悪習だという人もいるかもしれない。
でも、よく考えてみると、そして参加してみると、きっとその昔ながらの習慣はよくも悪くも現代風になってきているのではと思う。住んでいる生身の人間は、時代と共に変化し続けている、その中で「空間を重ねる」コミュニケーションは、「同調圧力」の世界から、それぞれを尊重した上でやさしく重ねていくという世界へうつりかわっているのではないかと思うし、うつりかわっていくべきだとも思う。
同じ時間を過ごす、相手をみる、お互いの気持ちを話す、聞く、そして、信頼関係を深める。ICTが発達しても、同じ空間時間を過ごすことでの情報交換量にはそうは及ばない。生身の人間として、直接コミュニケーションするということを大切にしたい。そのための前座として、このつくラッセルノートを書き留めたいと思う。
息は吐くと、すーっと吸える。アウトプットをすると、新しくインプットしたくなりますね。
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