「旭で暮らし続けていきたい。」そのために、今、ここで、できることを積み重ねていきたい。そのための場所を、今、ここで、創っていきたい。
地域のみなさんが大切に守り育み、平成24年3月に苦渋の決断で廃校になった築羽小学校。今、ここで、新たに、暮らし、つくり、はたらく場としてうまれかわろうとしています。
人口2780人程の旭地区のなかで、450人程の築羽自治区、高齢化率も50%を超えています。高齢化、人口減少のなか、どう地域を育んでいくのか。「担い手不足」これが最も大きな課題です。
一方で、小さな希望がみえはじめています。ひとつはUIターンの若者が増えつつあること、2010-2015年の国勢調査から人口動態の傾向を活用してグラフをつくると、子どもたちの数は増えつつあります。これはお隣敷島自治区につづいて顕著な傾向がでています。(名古屋大学大学院附属持続的共発展教育研究センター提供小地域ごとの簡易人口推計ツールを使用 http://zinen1000.xsrv.jp/upop/)
もう一つ、旭地区には、豊森なりわり塾、愛知学泉大学、企業ファーム、森林ボランティアグループをはじめ、企業、大学、NPO、個人などさまざまな人たちがかかわり、またそれを受け入れる地域のみなさんの関係性を育んで、さらに大きな応援団となってきています。
10年前では取り組めなかった、10年後ではおそらく間に合わない、今、ここで、お世話になりっぱなしの地域のじいちゃん、ばあちゃんといっしょに、地域をずっと育んできた地域の人たちといっしょに、新しく移り住んできた人たちといっしょに、たくさんの応援団の人たちといっしょに、たくさんの人たちの知恵と力をかりて、旭に移住して丸8年で旭で学んだことをいかして、みんながここで暮らし続けていける仕組みづくりをしていきたいと思います。
さぁ、どうなることやら。
この地域で育まれてきた物語はまだ終わりません。
つくラッセル推進コンソーシアム 代表機関
株式会社M-easy 代表取締役 戸田友介 記
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