とげとげのカタツムリ。オオケマイマイ。旭の自然はなかなか多様性にみちている。
今年は森の健康診断に参加したり、某カタツムリ博士に、カタツムリ探検をしたり、水生昆虫探検をしたり、今まで素通りしていた、特になんとも思っていなかった虫や植物が目の前に浮き出てくる、知っていくとこんなに面白いものはないと気づいた。
「見つけた!!」息子宗介の声があがる、彼のカタツムリアイはすばらしい。米粒ほどの小さなカタツムリまでも見つける。
同じように「あ!こうすれば」と直感で気づいたりすることがある。モヤモヤと頭を悩ませていたのが、あっという間に最後までたどり着く。今まで見えてない景色がみえる。
人や本との出会い、多様な実体験が、いつの間にか組み合わさって、「見つけた!」になるような気がする。どこでどうつながるかはわからないところが、また面白い。積み重なってくれば、カタツムリアイのように、よく見えるようになってくるのだろうか。
「見つけた!」そんな嬉しい体験や出会いが沸き上がってくる、そんな生きかたをしていきたいですね。
かねてより、大学生を体験や実習でひきうけている。正直単位をもらえるからくるという学生もいる、もったいないなぁと思う一方で、ほんの少しの体験や出会いでも、年を重ねる中でどこかで、「あっ、あのときのことはこういうことだったのか!」と気づくときがくる。追い詰められたときに違った視点をもてるときもくるかもしれない。
自分もそうやって大人のみなさんに育ててもらったわけなので、順送り、順送り。あわせて僕自身も学び続けられる。そうやって後輩を育てていくのだなとも思う。試行錯誤と気づきの毎日。
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